
身軽に生きる、人生の第二章
「今の自分を一冊の本のタイトルにするなら?」
今月のブログチャレンジのお題を見て、最初に思い浮かんだタイトルは
「アラフォー独身女!身軽に生きるを楽しむ人生の第二章」
でした。
長い(笑)。
本のタイトルというより、YouTubeのタイトルみたいです。
すっかりこういう名前をつけてしまう癖がついてしまったようです。
けれど、今回は本のタイトル。
余分な言葉をひとつずつ外していったら、最後に残ったのは、
「身軽に生きる、人生の第二章」
という言葉でした。

なぜ今の私は、これをタイトルにしたいと思ったのだろう。
考えてみると、これまでの人生は、ずっと何かを増やすことに一生懸命だった気がします。
できることを増やしたい。
仕事を増やしたい。
知ってもらえる場所を増やしたい。
一緒にいてくれる仲間を増やしたい。
何者でもなかった自分が、ヨガインストラクターになり、「美筋ヨガ考案者」と呼んでもらえるようになった。スタジオをつくり、本を出し、たくさんの方にヨガを届けられるようになりました。
夢中で走ってきた時間は、本当に楽しかったです。
自信がなかった私にとって、できることが増えていくのは、自分を少しずつ好きになるための作業でもありました。
だから、これまで手にしてきたものを後悔しているわけではありません。むしろ、そのすべてがあったから、今の私がいます。
ただ、あと数ヶ月で38歳になろうとしている今、これまでとは少し違う感覚が芽生えています。
もっと増やしたい、よりも、
今あるものを、ちゃんと味わいたい。
何者かになりたい、よりも、
何者でもない時間を、心地よく過ごしたい。
そんなふうに思うようになりました。
仕事をたくさん抱えている自分。
誰かに必要とされている自分。
予定がびっしり埋まっている自分。
以前は、そういう自分でいられることに安心していました。
けれど最近は、たくさん持っていることよりも、自分にとって本当に大切なものがわかっていることのほうが、ずっと豊かなのではないかと思っています。
身軽に生きるというのは、何もかも手放して、自由になることではないのでしょう。
自分の手で持つものを選び直すこと。
もう必要のない役割や、「こうしなければ」という思い込みを置いて、自分の心が動くものを持ち直すこと。
そう考えると、身軽になることは、減らすことというより、自分の人生に余白を取り戻すことなのかもしれません。
私は独身で、子どももいません。
この年齢になると、ときどき自分の人生を、世の中にある一般的な物差しに当てて見てしまうことがあります。
足りないものを数えようと思えば、きっといくらでも数えられます。
でも今の私には、大切な家族がいて、かわいい犬たちがいて、一緒に笑える仲間がいて、自分の好きな仕事があります。
そして、これからどんなふうに生きていくのかを、自分で選べる自由もあります。
それは、思っていたよりもずっと、豊かなことでした。
人生の第一章が、何者かになるために夢中で走った時間だったとしたら、第二章は、手にしたものを味わいながら、自分に合う重さを探していく時間にしたい。
ヨガをやめたいわけでも、仕事を頑張りたくないわけでもありません。
ただ、これからは「もっと、もっと」と自分を急かすのではなく、ときどき立ち止まって、
「これは今の私が、本当に持っていたいもの?」
と、自分に聞いてみたいのです。
身軽に生きる方法は、まだよくわかりません。
きっとこれからも、予定を詰め込みすぎて疲れたり、手放したはずのものを再び抱えたりすると思います。
それでも、自分が重たくなっていることに気づいたら、そのたびに荷物を広げて、選び直せばいい。
私の人生という本は、どうやら第二章に入ったようです。
まだ最初の数ページなので、この先に何が書かれていくのかは、私にもわかりません。
でも、先がわからないことを、以前ほど怖いとは思わなくなりました。
少し軽くなった両手で、これから何を選び、何を大切にしていくのか。
今は、その続きを楽しみにしています📖🤭